車を買取に出す際、当然、できるだけ高値で売れてほしいと思いますよね。
できるだけ高値で売るためには、実際に査定員がどういった部分を見て判断しているのかを、事前に把握しておく必要があります。
そこで、ここでは中古車買取の査定ポイントについてご紹介します。
Contents
査定額に影響を与えるポイントは全部で3カテゴリー
それでは早速、実際に中古車を買取店に出す際に、査定額に影響を与えるポイントについて見ていきましょう。
そのポイントは複数存在しており、カテゴリー分けすると、以下の3つのカテゴリーに分けることができます。
査定額に影響を与える3つのカテゴリー
- 車自体の状態
- 書類関連
- 査定を行っている状況
パッと見ただけは、どういった内容なのかを判断できないですよね。
それでは、それぞれのカテゴリーごとに詳しく見ていきましょう。
車の状態は査定額に大きく影響する
まずは、一番査定額に響くであろう「車の状態」についてご紹介しましょう。
これは多くの方が気にされている部分かと思いますが、具体的に査定員は何を判断基準として査定しているのかは分からないですよね。
逆に言えば、この査定ポイントを事前に知ってさえいれば、査定前に改善しておくことで査定額を上げることも可能なのです。
車の年式
まずは車の年式です。
車の買取額のベースが決まる要因の一つとして車の年式が挙げられますが、こればっかりはこちら側の努力ではどうすることもできませんので、この部分はスルーしておきましょう。

走行距離
車の買取額のベースとなる要因の2つ目は、走行距離です。
これも、走ってしまったものは元には戻せませんので、諦めるしかないでしょう。
車の外装
ここからが、自力で対策できる可能性があるポイントとなります。
その1つ目は車の外装です。
ボディーに傷や凹みがないか、泥をかぶったままであったり、テープ痕や虫が潰れたままになってないかなどをチェックされます。
傷や凹みに関しては、素人が無理に手を出すとかえって悪化する可能性がありますので、手を加えることができるのは清掃のみです。
査定前には洗車をして綺麗にしておきましょう。
それだけでも、「普段から手入れされている車」と好印象を与えることができます。
車の内装
外装の次は内装です。
特にタバコの匂いなどは減額対象になりますので、普段から匂いには気をつけておく必要があります。
また、シートに破れや汚れがないかどうかもチェックされますので、汚れに関しては事前に取り払っておくようにしましょう。
エンジン周り
査定時に実際にエンジンをかけて、エンジン音やその動作などをチェックされることがあります。
ただエンジン周りに関しては、自力で触れる部分は限られていますので、オイル交換などのみ事前に行うようにしておきましょう。

タイヤの溝
意外と見られるのが足回り、特にタイヤの溝です。
当然、溝が深ければ深いほど査定額UPにつながりますが、査定額のためだけにわざわざタイヤの履き替えを行うのは費用対効果的によろしくないので、放置しておきましょう。
ただし、もし替えのタイヤを持っている場合は、履き替えた方が査定額はアップしますので、車に積載されているであろうジャッキ等で履き替えをする価値はあるでしょう。
カスタムされているか
車好きの方の中には、愛車をがっつりカスタムされている方がいます。
そういった車は、カスタムパーツなどにかなりの金額を投資されているでしょうが、残念ながら買取査定時には純正品パーツの方が高値をつけてくれることが多いです。
なので、もし純正パーツを廃棄せずに保管している場合は、付け直すことで現状よりも査定額を上げることができるでしょう。
車体で見られるポイント
- 年式
- 走行距離
- 外装
- 内装
- エンジン周り
- タイヤの溝
- カスタムの有無
書類の有無も査定額に影響
意外と知られていませんが、売りに出す車に関する書類が不足している場合も、買取査定額が下がってしまう要因になり得るのです。
車以外の商品でも中古品として売る際に、説明書や外箱がないと値段が落ちてしまうのと同じ原理と考えると、イメージしやすいかと思います。
取扱説明書
そういった書類の1つとしては、車の取扱説明書が挙げられます。
基本的に車のダッシュボードに保管されている方が多いのですが、稀に車内清掃の際に不要だからという理由で捨ててしまうことがあるのです。
そうなると、車であろうと備品が欠けてしまっている欠品状態となりますので、買取額が下がってしまうのです。
定期点検整備記録簿
2つ目の書類は、定期点検整備記録簿といわれる書類で、その文字の通りに定期点検の整備内容を記録している書類のことを指します。
これがあることでどの部分を点検し、整備交換をしたのかという履歴を確認することができるので、中古車を買い取る側としては安全性を証明できる大きな判断材料となるのです。
なので、可能な限りこの書類がある状態で査定に出したいところです。
書類で見られるポイント
- 取扱説明書
- 定期点検整備記録簿
査定を行う状も買取額に影響を与える
最後のカテゴリーは、査定を行う状況についてです。
査定を行う状況については、以下の2つの要因が影響を与えることになります。
査定を行う時期
車を手放す人は、実は1年を通して均等にバラけている訳ではなく、自動車税の関係で1〜3月にかなり多くの人が車を手放すのです。
これに伴い、買取業者側も無理に査定額を上げなくても、勝手に買取契約が成立していく状況が続きますので、新年〜3月末までは買取に出したとしても査定額を上げにくい時期なのです。
なので、もし買取に出す時期などが未定であれば1〜3月の査定は控えるようにすると、査定額を上げやすくなります。
査定に出している会社の数
2つ目は、1社に絞って査定の申し込みをしているのか、それとも複数社に査定の申し込みをしているかどうかという点です。
買取店としては余程ヒドい車でなければ、基本的には車の買取を行いたいというスタンスですので、複数社で検討している客に対しては初手から高値での提示をしてくれる可能性が高まるのです。
もちろん、買取を行っても利益が出せる範囲での高値とはなりますが、粘って査定額の吊り上げを行う必要がなくなりますので、さっさと決着を付けたい場合にも複数査定はかなり有効です。
査定額に影響を与える状況
- 査定申込の時期
- 複数社に査定を出しているかどうか
査定のポイントを把握して中古車買取を有利に!
以上のことから、自動車買取の査定ポイントを押さえることで、何の準備もなしに査定に挑むよりも有利に査定に挑むことができるようになるでしょう。
ただし、記事中にも記載している通り、何事もやり過ぎには注意が必要です。
特に「車の状態」に関しては、無理に自力で修理しようとすると元の状態よりも悪くなることも考えられますし、査定額UPの為に修理業社に持ち込んでも、その修理費用以上の査定額UPは望めません。
潔く諦める部分に関してはキッパリと切り捨てましょう。
もし、これから車の買取の査定に挑もうと思われている方は、ぜひこの記事の内容を参考にしていただければと思います。
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