中古車を買取に出す際には、意外と多くの書類を準備する必要があります。
必要な書類が揃わなければ査定額が下がってしまう事もありますし、最悪の場合は買取が出来ないなどの事態にも繋がるのです。
そこで、今回は中古車を買取に出す際に準備が必要な書類や、その他に追加で用意することで査定額UPに繋がる可能性のある書類についてもご紹介します。
Contents
中古車買取の際に必要な書類
それでは早速、車を買取に出す際に提出が必要な書類についてご紹介していこうと思います。
なお、必要書類は普通自動車の場合と軽自動車の場合とで若干内容が異なりますので、2パターンに分けてご説明します。
普通自動車の場合
まずは、一般的な普通自動車を買取に出す場合に必要な書類を見ていきましょう。
一覧で必要書類を列挙すると、以下の表のようになります。
車検証 | リサイクル券 |
自動車税納税証明書 | 自賠責保険証書 |
実印(認印NG) | 印鑑証明 |
譲渡証明書 | 委任状 |

「多っ!?」ってなりますね(汗)
これらの必要書類のうち、車検証・リサイクル券・自賠責保険証書の3つに関しては、基本的に車に積載されているでしょうから、準備に手間取る事はないでしょう。
実印に関しても、注意していれば間違うことはないかと思います。
委任状と譲渡証明書は、基本的に中古車買取店が用紙を持ってきてくれますので、その用紙に自分の名前や住所を記載して実印で押印してしまえば大丈夫です。

ただし、印鑑証明と自動車税納税証明書に関しては、比較的トラブルやミスが起きやすい部分ですので注意が必要です。
印鑑証明のミスには注意
まず印鑑証明についてですが、ここで準備が必要な印鑑証明は車検証の所有者欄に記載されている名義の印鑑証明です。
なので、車検証の所有者が旦那さんなのに、用意した印鑑証明の名義が奥さんになっている場合は書類不備になってしまいますので、再度役所で印鑑証明の取得が必要となってしまいます。
自動車税納税証明書を持っているか?
車を持っていると5月前後に自動車税の納付書が届きます。
この用紙をコンビニで支払うと、その請求書の半券にコンビニの印鑑を押してもらって手渡されますが、実はその半券こそが自動車税納税証明書で、車を買取に出す場合は新しい所有者に渡さなければいけない物なのです。

もちろん、紛失してしまっている場合でも再発行が可能ですし、最悪の場合、迷惑な話ですが新所有者側で役所での手続きを経て、車検を行うことができます。
しかし、基本的には提出が必要な書類の1枚ですので、自動車税納税証明書がないと気付いた場合は、お住まいの役所にて再発行(無料)を行いましょう。
軽自動車の場合
続いては、軽自動車を買取に出す際に必要になる書類についてのご紹介です。
こちらも同様に表の一覧で表示すると、以下の通りです。
車検証 | リサイクル券 |
自動車税納税証明書 | 自賠責保険証書 |
認印 | 譲渡証明書 |
申請依頼書 |
軽自動車の場合は、普通自動車の場合と違って役所で取得する印鑑証明の提出が不要ですので、手続きの手間の面ではかなり簡単です。
なので、気をつけるべき点としては、普通自動車の場合でもご紹介したように自動車税納税証明書のみとなります。
普通自動車の手続きを行う場所は運輸支局(昔は陸運局という名称でした)ですが、軽自動車は手続き場所が軽自動車検査協会という施設になります。
また、普通自動車の場合は名義の抹消の際に委任状が必要でしたが、軽自動車の場合は委任状の代わりに申請依頼書という書類を用意する必要があります。
もちろん、この申請依頼書も買取店が渡してくれますので、受け取った際に必要事項を記入して、認印を押せば大丈夫です。
追加で必要になる可能性のある書類
上記が通常の中古車を買取に出す際に必要になる書類となりますが、売却を行う車や売主の状況などによっては追加で準備が必要になる書類があるのです。
ここからは、そういった追加書類についてご紹介します。
引っ越しをしている場合
運輸支局や軽自動車検査協会での名義変更や抹消登録の手続きの際には、車検証に記載されている情報と合致している書類を揃える必要があります。
なので、車検を受けた時点での登録住所から引っ越しをしている場合は、他の書類に記載されている住所の情報との差異が生じてしまいます。
こういった場合は情報の紐付けを行うための補助書類の準備も必要になり、引っ越し回数が1回の場合は前住所が記載されている住民票を追加で準備することになります。
また、引っ越し回数が1回以上の場合は、住民票では全ての住所変更の追跡ができませんので、本籍地の役所で発行が可能な戸籍の附票が補助書類として効力を持つようになります。


印鑑証明が2枚必要?
もう一つのパターンとしては、売主側の事情ではなく買取を行う中古車買取店側の事情による追加書類の例です。
このケースで必要になるのは、2枚目の印鑑証明です。
通常は1枚の印鑑証明で大丈夫ですが、2枚目の印鑑証明が必要になるのは自動車税の還付金の受け取り人の変更を行う場合です。
通常、車に登録されている名義の抹消を行うと、その車の所有者は一時的に居ない状態ですので、前払いで払っている自動車税の一部を還付金として返してもらうことができます。
もちろん、その受け取りを行うのは自動車税の支払いを行なった本人ですが、別途印鑑証明を用いて受取人の変更を行うことができるのです。
つまり、買取店が自動車税の還付金を取ってしまう契約になっている場合に、追加で印鑑証明がもう1枚必要になるのです。

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買取査定額UPを狙える書類
以上が、車を買取に出す際に必要になる書類と、追加書類が必要になるケースになります。
基本的に上記の内容さえ押さえておけば、書類の準備でミスが起きることはありませんので、ご安心ください。
では、最後にお得情報をご紹介して終えようと思います。
そのお得情報とは、提出は必須ではありませんが、用意する事で査定額の増額を見込める書類についてです。
取り扱い説明書
まず1つ目は、取り扱い説明書です。
中古品は外箱や説明書が揃っていると買取額は上がる傾向にありますが、これは中古車買取でも同様のことが言えるのです。
しかも、車の取り扱い説明書はその分厚さから捨ててしまう人も多いので、これを提出するとしないとでは、査定額に差が出ることもあるのです。
定期点検記録簿
2つ目の書類は、定期点検記録簿です。
この書類は、今までに車の点検を行った記録を記載してあるもので、これを確認することで以下の2つのポイントを証明することができるのです。
- 定期的に点検されている車か
- 過去、どういった場所に不具合があったか
中古車の売買は買主側からしてもそれなりにリスクのある取引ですので、この定期点検記録簿の存在はそのリスクを判断する上でかなり重要な役割を果たしてくれるのです。
なので、定期点検記録簿は買取の際、というよりも査定の段階から用意しておくことが望ましいでしょう。
この2つの書類があれば、多少なりとも査定額のUPに貢献することができるでしょう。
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